• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 737
  • 公開日時 : 2024/08/29 12:36
  • 更新日時 : 2024/10/05 05:06
  • 印刷

設定できる役割(権限)について教えてください。

回答

以下の役割を連携アカウントページまたはバケット設定で設定することが可能です。

■ 設定できる役割
以下の4つの役割をパワーユーザーまたはユーザーへ設定することが可能です。
マスターユーザーはストレージ管理者に設定されます。

  • ストレージ管理者
  • ストレージのオブジェクト管理者
  • ストレージのオブジェクト作成者
  • ストレージ オブジェクト閲覧者

■ 各役割のできること
・ストレージ管理者
 クラウドストレージのすべてのバケット・オブジェクトを管理する権限


以下の役割はバケット情報を参照することができないため、
クラウドコンソールでクラウドストレージを使用する場合は設定できません。

・ストレージのオブジェクト管理者
 クラウドストレージのすべてのオブジェクトを管理する権限

・ストレージのオブジェクト作成者
 クラウドストレージのオブジェクトを作成する権限
 ※ オブジェクトを削除・上書きする権限はありません。

・ストレージ オブジェクト閲覧者
 クラウドストレージのオブジェクトを読み取りする権限

■ 役割を設定可能なページ
・連携アカウントページ
 [IDCFクラウドコンソール > アカウント > 連携アカウント] のユーザー管理

・バケット設定
 [IDCFクラウドコンソール > クラウドストレージ] > 設定したいバケットの設定] の役割


■ 役割の階層

・連携アカウントページで役割を設定するとGCPプロジェクトに対して役割設定が行われます。
・バケット設定で役割を設定するとクラウドストレージのバケットに対して役割設定が行われます。
 連携アカウント(GCPプロジェクト)に設定した権限はバケットに継承されます。

注意事項)
連携アカウントでストレージ管理者を設定した場合、すべてのバケットでストレージ管理者となります。
バケットの役割でオブジェクト閲覧者を設定してもストレージ管理者の権限となります。
 


■ 設定例
パワーユーザー・ユーザーには特定のバケットのみアクセスさせたい場合、
連携アカウントページのユーザー管理ではなく、バケットの設定を使用します。

◇手順
1. マスターユーザーで[クラウドコンソール > 右上ユーザーアイコンの「アカウント設定」 > 連携アカウント]をクリックし、Googleアカウントの連携を実施します。

2. マスターユーザーで[クラウドコンソール > アカウント設定 > 契約一覧 > クラウドストレージ]で契約します。

3. マスターユーザーが[クラウドコンソール > アカウント設定 > マルチユーザー]でユーザーを作成します。
作成したユーザーのメールアドレス宛てに登録案内メールが届くので、ログイン対応を進めてください。

4. ユーザーでクラウドコンソールへログインし、[クラウドコンソール > アカウント設定 > 連携アカウント]でGoogleアカウントの連携を実施します。

5. マスターユーザーが[クラウドコンソール > クラウドストレージ]にアクセスし、ユーザーにアクセスさせたいバケットを作成します。



6. バケット名の右端にある歯車アイコンをクリックします。



7. マスターユーザーが[クラウドコンソール > クラウドストレージ > バケット設定 > 役割]をクリックします。

8. ユーザーに役割を割り当てます。
 メンバーを選択し、役割を設定します。



 バケット設定で役割を設定することで、特定のバケットにのみに役割設定をすることが可能です。
 [クラウドコンソール > アカウント設定 > 連携アカウント] のユーザー管理で役割を設定すると全てのバケットの役割が同じになります。

9. ユーザーに割り当てられた役割がストレージ管理者の場合、以下のURLへアクセスが可能です。
  https://console.idcfcloud.com/gcp/storage/#!/object-list/{バケット名}/

 ユーザーに割り当てられた役割がオブジェクト管理者・閲覧者に割り当てられた場合は、gsutilのコマンドでバケットアクセスが可能です。
  gsutil ls gs://{バケット名}/

 

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます