以下の役割を連携アカウントページまたはバケット設定で設定することが可能です。
■ 設定できる役割
以下の4つの役割をパワーユーザーまたはユーザーへ設定することが可能です。
マスターユーザーはストレージ管理者に設定されます。
■ 役割の階層
■ 設定例
パワーユーザー・ユーザーには特定のバケットのみアクセスさせたい場合、
連携アカウントページのユーザー管理ではなく、バケットの設定を使用します。
◇手順
1. マスターユーザーで[クラウドコンソール > 右上ユーザーアイコンの「アカウント設定」 > 連携アカウント]をクリックし、Googleアカウントの連携を実施します。
2. マスターユーザーで[クラウドコンソール > アカウント設定 > 契約一覧 > クラウドストレージ]で契約します。
3. マスターユーザーが[クラウドコンソール > アカウント設定 > マルチユーザー]でユーザーを作成します。
作成したユーザーのメールアドレス宛てに登録案内メールが届くので、ログイン対応を進めてください。
4. ユーザーでクラウドコンソールへログインし、[クラウドコンソール > アカウント設定 > 連携アカウント]でGoogleアカウントの連携を実施します。
5. マスターユーザーが[クラウドコンソール > クラウドストレージ]にアクセスし、ユーザーにアクセスさせたいバケットを作成します。
6. バケット名の右端にある歯車アイコンをクリックします。
7. マスターユーザーが[クラウドコンソール > クラウドストレージ > バケット設定 > 役割]をクリックします。
8. ユーザーに役割を割り当てます。
メンバーを選択し、役割を設定します。
バケット設定で役割を設定することで、特定のバケットにのみに役割設定をすることが可能です。
[クラウドコンソール > アカウント設定 > 連携アカウント] のユーザー管理で役割を設定すると全てのバケットの役割が同じになります。
9. ユーザーに割り当てられた役割がストレージ管理者の場合、以下のURLへアクセスが可能です。
https://console.idcfcloud.com/gcp/storage/#!/object-list/{バケット名}/
ユーザーに割り当てられた役割がオブジェクト管理者・閲覧者に割り当てられた場合は、gsutilのコマンドでバケットアクセスが可能です。
gsutil ls gs://{バケット名}/