ゾーンを有効化した時期によって下記事象に該当している可能性があります。
■発生条件
東日本リージョン1のゾーン:2018年10月23日以前に有効化
東日本リージョン2のゾーン:2018年10月16日以前に有効化
西日本リージョンのゾーン :2018年9月20日以前に有効化
■事象概要
次の順序に合致する場合、仮想マシンのログインパスワードが変更前のものに初期化されます。
- 仮想マシンOS内でパスワード変更を実施
- 仮想ルーターの冗長構成(マスター/バックアップ)の切り替わりが発生
- 仮想マシンの再起動を実施
■原因
事象概要の項番は次の通りです。
- 当社クラウドの仕様上、各仮想マシンのパスワードの情報はクラウド基盤により初期設定されます。
しかし仮想マシンOS内にてパスワードを変更すると、仮想ルーターではパスワードが変更されたことを認識しません。
- 仮想ルーターが冗長構成が切り替わると、仮想マシンのパスワード情報を持っていない元バックアップ側の仮想ルーターがマスター側に昇格します。
- 仮想マシンを再起動すると、マスター側(元バックアップ側)仮想ルーターからその仮想マシンに対し、クラウド基盤側で設定したパスワード情報を渡します。
■対処策
当社で対象ゾーンの仮想ルーターを再起動することで解消いたします。
※作業時は通信の瞬断が発生いたします
再起動作業をご希望の場合は、チケットよりご相談ください。