弊社でご提供しているLinux系の一部テンプレートを利用して作成された仮想マシンにおいて、APIを用いたSSH鍵のリセットが正常に行われない事象が確認されております。
また、仮想マシンの再起動を行った場合、SSH鍵がリセットされなかった際に発行されたSSH鍵に、意図しないタイミングで更新されることがあります。
■最新のスクリプトが適用されているテンプレート
下記テンプレートは最新バージョンのスクリプトが設置されており、本事象には該当いたしません。
＜CentOS＞
・AlmaLinux 8.6 64-bit
・MIRACLE LINUX 8.6 64-bit
・Rocky Linux 8.6 64-bit
＜Red Hat＞
・Red Hat Enterprise Linux 7.9 64-bit
・Red Hat Enterprise Linux 8.4 64-bit
・Red Hat Enterprise Linux 8.6 64-bit
■対処方法（上記以前のバージョンをご利用の場合）
次のFAQの手順を参考にスクリプトの更新をお願いいたします。
■【参考情報】本事象が該当する弊社提供テンプレートおよび、初期インストールされているファイルのハッシュ値
＜CentOS＞
・Centos 7.9 64-bit（仮想マシン作成後に、最新のファイルへ更新が必要）
1f14d7b8fdb5f6233c00947c0124fdee /opt/idcf/sbin/cloud-set-guest-sshkey.in
・AlmaLinux 8.4 64-bit（仮想マシン作成後に、最新のファイルへ更新が必要）
1f14d7b8fdb5f6233c00947c0124fdee /opt/idcf/sbin/cloud-set-guest-sshkey.in
・MIRACLE LINUX 8.4 64-bit（仮想マシン作成後に、最新のファイルへ更新が必要）
1f14d7b8fdb5f6233c00947c0124fdee /opt/idcf/sbin/cloud-set-guest-sshkey.in
・Rocky Linux 8.4 64-bit（仮想マシン作成後に、最新のファイルへ更新が必要）
1f14d7b8fdb5f6233c00947c0124fdee /opt/idcf/sbin/cloud-set-guest-sshkey.in
＜Ubuntu＞
・Ubuntu 20.04 LTS 64-bit（仮想マシン作成後に、最新のファイルへ更新が必要）
01caa6294ff7abcb1131e5261eb9825b /etc/init.d/cloud-set-guest-sshkey
※インストール先のディレクトリ・ファイル名が異なります。
＜Debian＞
・Debian 9.11.0 64-bit（仮想マシン作成後に、最新のファイルへ更新が必要）
01caa6294ff7abcb1131e5261eb9825b /opt/idcf/sbin/cloud-set-guest-sshkey.in
＜Red Hat＞
・Red Hat Enterprise Linux 7.6 64-bit（仮想マシン作成後に、最新のファイルへ更新が必要）
1f14d7b8fdb5f6233c00947c0124fdee /opt/idcf/sbin/cloud-set-guest-sshkey.in
・Red Hat Enterprise Linux 8.3 64-bit（仮想マシン作成後に、最新のファイルへ更新が必要）
1f14d7b8fdb5f6233c00947c0124fdee /opt/idcf/sbin/cloud-set-guest-sshkey.in
＜その他＞
・VyOS 1.1.3 64-bit（仮想マシン作成後に、最新のファイルへ更新が必要）
1f14d7b8fdb5f6233c00947c0124fdee /opt/idcf/sbin/cloud-set-guest-sshkey.in
・CentOS 7.7 64-bit for Vagrant（仮想マシン作成後に、最新のファイルへ更新が必要）
1f14d7b8fdb5f6233c00947c0124fdee /opt/idcf/sbin/cloud-set-guest-sshkey.in
※/opt/idcf/sbin/cloud-set-guest-sshkey_vagrant.in については、cloud-set-guest-sshkey.in をコピーし下記行を編集してください。
編集前：
# Modify this line to specify the user (default is root)
user=root
編集後：
# Modify this line to specify the user (default is root)
user=vagrant
※上記バージョン以前のテンプレートより仮想マシンを作成されている場合も、同様に更新対象となります。
※「YAMAHA vRX 19.01.09」はSSH鍵のリセット機能が提供されていないテンプレートとなります。